白昼堂々. は、シンプルで美しいデザインにこだわります。

無駄を削ぎ落とし、できるだけ単純なデザインとすることで、植物のかがやきを邪魔せず引き立て、より魅力的に見てもらうためです。

ロゴマークのモチーフは、太陽です。

太陽は、東から昇り、正午に真上の位置にきて、その後西に沈んでいきます。真昼の太陽は一日で最も強い光を放ちますが、そこにカメラを向けると、フレアといって光の筋のようなものが映り込みます。太陽にレンズを向けたことがない方も、なんとなく想像ができるのではないでしょうか。

白昼堂々. のロゴマークは、太陽とこのフレアをモチーフに、シンプルな線を用いて「白昼」を表現しました。

どのシーンにも馴染むよう無駄な装飾は一切省き、それでいて象徴的になるよう計算されています。マークを構成する線の太さにもこだわり、数十にも及ぶ太さを試しながら、極めて細かい調整を経て完成しました。

ロゴタイプ（ = ロゴの文字部分）は、丸みを帯びたオリジナルのフォントをデザインしています。

植物のしなやかさ、生命力。大地に根を張り、たいていの雨風ではびくともしません。枝を切ってもすぐに枯れることはなく、しばらくすると新しい芽を芽吹かせます。また、植物には人の精神を落ち着かせる効果もあります。

それらを表現するため、柔らかな優しい雰囲気の中に、力強く凛とした空気を纏わせました。

文字をよく見てみると、角が丸くなっている一方で、そのほかの部分は水平と垂直に走る直線のみで構成されています。文字のプロポーションは正方形を基本とし、文字内の要素のバランスを変え独特な形となっています。

「昼」の日の部分はロゴマークと同様のデザインを用い、親和性を持たせました。また、「堂」の字の丸い部分には、木のモチーフを入れています。

いかがだったでしょうか。

シンプルな線でできたロゴですが、たくさんのこだわりと想いが詰まっています。

たくさんの人に、長い間愛されるロゴになることを切に願っています。